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/ 展示会販促ノウハウ[ひと小間ブースで確実に集客・商談を増やす展示会営業術]

展示会で配る名刺は通常の名刺とは別に、展示会専用の名刺を作るとブースへの訪問者の覚えがよくなります。
来場者として展示会に行った後には手元にたくさんの名刺が集まりますが、正直、よほど興味を持って話を聞いた会社や商品でない限り、「これって何の会社だっけ?」という名刺が少なからずあります。
 
通常の名刺はあなたの名前や社名、連絡先を伝えておく役割がメインですが、展示会専用名刺ではあとから見返した訪問者にすぐにあなたの商品やサービスを思い出してもらう役割が求められます。
 
展示会専用の名刺を作る上で一番抑えておきたいポイントは、展示会でアピールした商品やサービスをメインにするということです。
そのためには展示会で使ったキャッチコピーや商品の写真、何の展示会だったかなど、できるだけ「あ、これはあの時にもらった名刺だな」と思い出してもらうために記載内容やデザインに工夫が必要です。この時できればブースのイメージと統一感があるとより想起率が高まります。
 
このほかに、
・展示会で紹介した商品の特長やお役立ちポイント
・さらに詳しい情報が確認できるホームページへの誘導
など、営業機能も持たせておくとよいでしょう。
 
また、これは事前の準備段階で決めておく必要がありますが、展示会で名刺交換した訪問者を次のステップに誘導するための施策、例えば「無料体験会への参加」や「導入事例集のダウンロード」などの特典の案内を載せておくと、ただ「お問い合わせ下さい」としておくよりも訪問者からの何らかのアクションが期待できます。
 
最後のポイントとして、できればスタッフの顔写真があればなお効果的ですが、ここまでやっておけば顔写真がなくても商品やサービスの情報があれば思い出してもらう確率はかなり高くなるはずです。